年は高校生で揉め事処理屋。
暗い生い立ち故に、愛想笑いで身を守り、普通に憧れている。が同時に、
そんな自身と葛藤している。信じて埋め込んだ強さの象徴・・・それは本当の力なのか。
少女は特異な大財閥の娘。
運命を呪うことも、外の世界も知らない少女の瞳は実に真っ直ぐでおそれを知らない。
素直さ故に表出する彼女なりの正義・・・それは運命への反抗なのか。
そして、少年と少女は出会った。
少女は云う「子供だからといってバカにするな!」
少年は想う「バカは俺のほうだ・・・」
子供と大人、女と男、二人はどうお互いを鏡見るのだろう。
展开