今まで全く運から見放されていた「榎本千尋」は、この春に無事に立橋院高校に合格。だが、この学校、入学試験などの重要な行事を「くじびき」で解決しようとする一風変わった高校だった。
入学式のHR後、ふらりと立ち寄った図書館でとある少女に出会う。彼女の名前は「秋山時乃」。極度のキノコ好きで、「キノコ」という単語を耳にするだけで幸せになれる…らしい。千尋は時乃に「キノコ、好き?」と無造作に詰め寄られて、千尋はその積極的な態度に時乃に一目惚れをする。
また立橋院高校は、1年間をかけて次期生徒会執行部を決めるという大きな行事がある。この行事は、くじびきで分かれたチームでライバル達と戦い、最後まで勝ち残ったチームが次期生徒会執行部に就任できるという壮大な行事だ。くじびきの運命に身を委ねるままに決まったチームには、自分は書記候補として、会長候補として同じチームに時乃の姿が…会計候補「朝霧小牧」、副会長候補「橘いづみ」と共に、激しい戦いを繰り広げる千尋達、果たして、執行部の座を勝ち取れるのか…そして千尋の恋の行方は…
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